過去の開催報告


第19回神経疾患音楽療法研究会

開催日時  2023年11月4日(土)14:00~17:00
開催場所  新高輪プリンスホテル (東京都港区)

第Ⅰ部 一般指定演題               座長 丸山俊一郎(聖マリア病院 脳神経内科)
1. パーキンソン病患者における音楽療法効果のfMRIによる検討           
  井上紗和子(順天堂大学医学部神経学講座)

2. パーキンソン病の歩行障害に対する音楽療法の即時効果とすくみ軽減の可能性         
  権藤英美里(順天堂大学医学部リハビリテーション医学研究室・神経学講座)

第Ⅱ部 特別講演              座長 林明人(順天堂大学名誉教授)
「脳と音楽に関する科学的アプローチ:脳イメージング研究の知見」        
  田中昌司(上智大学理工学部教授)

第Ⅲ部 会長講演              座長 吉井文均(東海大学名誉教授、研水会 高根台病院)
「神経疾患の音楽療法の近未来的戦略:パーキンソン病の音楽療法を通して」  
  林 明人(順天堂大学名誉教授、脳神経内科・リハビリテーション医学客員教授)     

第Ⅳ部 総合討論
『神経疾患に対する音楽療法の近未来的戦略のあり方』   座長:近藤清彦(相澤東病院 脳神経内科)  
  登壇者:丸山俊一郎、田中昌司、吉井文均、林明人


第18回神経疾患音楽療法研究会
 
開催日時  2022年11月2日(水)15:30~17:30
開催場所  ホテルハマツ (福島県郡山市)
第Ⅰ部 大会長講演
座長 林 明人(順天堂大学脳神経内科 特任教授)

「私の心と音楽との関係性の違いに基づく音楽療法の一解釈」          
                川島 孝一郎(仙台往診クリニック 院長)
第Ⅱ部 特別講演   
座長 近藤 清彦(社会医療法人財団慈泉会 相澤病院脳卒中・脳神経センター 顧問) 

「ALS・高次脳機能障害の患者さんへの音楽療法の実際   ~表現の喜びと心の解放・新たな価値の発見~」 
                 植木 亜弓(東北労災病院音楽療法士・ポラーノの椅子代表)

第Ⅲ部 実践報告
座長 近藤 清彦(社会医療法人財団慈泉会 相澤病院脳卒中・脳神経センター 顧問

「特別養護老人ホームで認知症と共に暮らす高齢者のための音楽療法」 
                弓田 菜々子(特別養護老人ホーム萩の風音楽療法士)

第Ⅳ部 総合討論
 
第17回神経疾患音楽療法研究会
開催日時:2021年10月30日(土) 13時15分~15時50分
開催方法:完全オンライン

第1部 特別講演
座長 林 明人 (順天堂大学附属浦安病院リハビリテーション科 教授
「A L S患者の立場から音楽療法に期待すること」
    恩田 聖敬(株式会社まんまる笑店代表取締役社長、日本ALS協会岐阜県支部長)

第2部 ALS患者会と連携した音楽療法の展開
座長 服部 優子(本町クリニック 副院長)
近藤 清彦(相澤病院脳卒中・脳神経センター 顧問)
           
1)「北海道におけるALS患者・家族のための音楽療法」
    中山 ヒサ子(NPO法人和・ハーモニー音楽療法研究会理事長、元札幌大谷大学教授 )  
    日本ALS協会北海道支部

2)「大分県におけるALS患者・家族のための音楽療法」
    井上 直子(ジョイニング・ミュージック、日本音楽療法学会認定音楽療法士)
    日本ALS協会大分県支部

第3部 総合討論

 
第16回神経疾患音楽療法研究会
開催日時:2019年11月6日(水)15:00~18:00
開催場所:パシフィコ横浜 会議センター5F(512+513)
大会長:丸山俊一郎(ミュージック・メディカル・カンパニー、村上華林堂病院・神戸アドベンチスト病院 神経内科)

第Ⅰ部 一般演題
座長 林 明人 (順天堂大学附属浦安病院リハビリテーション科 科長)
   近藤清彦 (社会医療法人財団慈泉会相澤病院 脳卒中・脳神経センター顧問)
1)ALS患者への長期訪問音楽療法~家族とともにつくる音楽の場の変遷~
   猪野 純(ミュージックラボFUN)、植木亜弓(杜の音楽広場・ボラン)
2)人工呼吸器を装着した認知症を伴うALS患者と娘に対する音楽療法が娘の来院頻度に影響を与えた一症例報告
   大江由紀、添田僚(鶴巻温泉病院 リハビリテーション科)、工藤美樹、工藤葵(同看護部)、奥津輝男(同診療部)

第Ⅱ部 特別講演
座長 吉井文均(済生会支部神奈川県済生会 平塚医療福祉センター センター長)
   丸山俊一郎(ミュージック・メディカル・カンパニー代表)
特別講演Ⅰ「楽器奏者の局所ジストニア」
   平 孝臣(東京女子医科大学 脳神経外科 臨床教授)  
特別講演Ⅱ「神経疾患に対する音楽療法のエビデンス」
   佐藤正之(三重大学医学部附属病院 認知症センター センター長・病院教授)
特別講演Ⅲ「再生のためのアート」
   森 合音(四国こどもとおとなの医療センター・ホスピタルアートディレクター)

第Ⅲ部 シンポジウム 医療と音楽の未来 〜「アート」と「サイエンス」として
座長 上杉春雄(医療法人愛全会 愛全病院)、志水哲雄(東海大学 名誉教授)

  平 孝臣(東京女子医科大学 脳神経外科 臨床教授)
  佐藤正之(三重大学医学部附属病院 認知症センター センター長・病院教授)
  森 合音(四国こどもとおとなの医療センター・ホスピタルアートディレクター)
  丸山俊一郎(ミュージック・メディカル・カンパニー代表)

第15回神経難病における音楽療法を考える会
開催日時:2018.11.25(日)13:40~16:30
開催場所:東京ファッションタウン(TFT)ビル ホール500
大会長:近藤清彦 (社会医療法人財団慈泉会相澤病院 脳卒中・脳神経センター顧問)

第Ⅰ部 特別講演
座長:吉井 文均 東海大学名誉教授、済生会平塚病院福祉センター センター長
 1、「医療と音楽」  村井靖児 (日本音楽療法学会 理事長)
 前日本音楽療法学会理事長の村井靖児先生から、「医療と音楽」のテーマで特別講演をいただきました。ご自身が医学と音楽の両者を学んだ経緯からはじまり、精神科病棟での長年の音楽療法へのかかわりから、音楽療法は作業療法の一つとして生活を支え高い生活の質を確保することで意義があること、患者のためだけでなく自分のためにもなっているとお話しされました。
 2、「神経難病における音楽療法を考える会15年のあゆみ」 (社会医療法人財団慈泉会相澤病院)
 この会の代表世話人の近藤から、「神経難病における音楽療法を考える会15年のあゆみ」として、これまでのこの研究会の内容を振り返り、今後はパーキンソン病やALSなどの神経難病だけでなく、認知症も含めて神経疾患全体に対する音楽療法をテーマにしていくとの展望をお話ししました。

第Ⅱ部 シンポジウム「癌とALSにおける緩和ケアとしての音楽療法」
座長 中山ヒサ子  NPO法人 和・ハーモニー音楽療法研究会   
   近藤 清彦 慈泉会相澤病院脳卒中・脳神経センター

「癌患者の緩和ケアにおける音楽療法」
  1.北川美歩 社会福祉法人信愛報恩会信愛病院
  2.北脇 歩 同志社女子大学

「ALS患者の音楽療法」
  1.柚木たまみ 滋賀短期大学 
  2.加戸敬子 大阪成蹊短期大学
 第二部は、シンポジウム「癌とALSにおける緩和ケアとしての音楽療法」では、まず、北川美歩氏から、「癌患者の緩和ケアにおける音楽療法~共に生き、共に歩み、共に奏でる~」として、がんカフェの取り組みの紹介と、緩和ケア病棟での22年間の音楽療法の経験から全人的な痛みを軽減しQOLを向上し、最期までその人らしく生きられるように音楽を意図的に使ってサポートすることが終末期の音楽療法として重要であると話されました
 北脇歩氏からは、「ホスピス哲学と音楽療法における全人的アプローチ」として、哲学理論とその実践の様子を事例をあげてわかりやすく紹介されました。
 柚木たまみ氏から、「ALS患者の音楽療法~患者、家族介護者とセラピストが表出・表現し共有したもの~」として、訪問音楽療法にたずさわった3事例の紹介と、在宅で音楽療法を実施する意味について話されました。 
 加戸敬子氏から「ALS患者への音楽療法によるスピリチュアルケア」としてALS患者のスピリチュアルペインについて説明され、人工呼吸器を装着することで延命が選択できるところが癌ALSで違うところと話されました。事例をあげて、患者の発言をスピリチュアルペインの側面から分析されました。

第Ⅲ部 総合討論
座長 林 明人 (順天堂大学附属浦安病院リハビリテーション科)

「音楽療法への期待」   織田史彦 全国パーキンソン病友の会本部 
 第三部では、全国パーキンソン病友の会理事の織田史彦氏から、「音楽療法への期待」として、ご自分の音楽体験とともに、患者の立場から音楽療法がまだ知らない人が多いので広報をしてほしいとの要望も出されました。

第14回神経難病における音楽療法を考える会
開催日時:2017年11月11月18日(土)9:00~11:50
開催場所:大宮ソニックシティビル4階市民ホール401+402
大会長:林  明人 順天堂大学医学部付属浦安病院 リハビリテーション科 教授

第Ⅰ部 シンポジウム 「広げよう音楽療法の世界」
座長:吉井 文均 東海大学名誉教授、済生会平塚病院福祉センター センター長
   林  明人 順天堂大学医学部付属浦安病院 教授
1)神経内科医からの音楽療法のススメ 
   服部優子(本町クリニック 副院長)
2)スウェーデンからの介護の場での音楽療法のススメ
   グスタフ・ストランデル(舞浜倶楽部 代表取締役社長)
3)芸術からみた音楽療法とその可能性
   佐野靖(東京藝術大学 学長特命 音楽学部教授)
4)神経難病に対する音楽療法への期待
   小森哲夫(国立病院機構箱根病院 神経筋・難病医療センター 院長)

第Ⅱ部 指定演題発表「広がるさまざまな音楽療法の実践」
座長 近藤 清彦  社会医療法人財団慈泉会相澤病院 脳卒中・脳神経センター顧問
1)パーキンソン病の歩行障害に対する音楽療法の即時効果
   権藤英美里(順天堂大学大学院・リハビリテーション医学)
2)ALS患者のスピリチュアルペインに対する音楽療法
   竹末千賀子(公立八鹿病院 音楽療法士)
3)リズムトレーニングを中心とした音楽療法がパーキンソン病患者の上下肢の運動に与える影響
   内野すみ江(聖徳大学音楽総合学科 講師)
4)医療現場で音楽の活用を推進するための医療チーム作り-看護職の立場から- 
   中島淑恵(東京医科歯科大学医学部看護学科老人看護学 講師)
5)パーキンソン病患者の為の集団リハにおける音楽療法の役割~リズム&ダンス~
   細江弥生(兵庫県リハビリテーション西播磨病院 音楽療法士)

第13回神経難病における音楽療法を考える会

開催日時:2016年11月4日(金)14:50~17:50
開催場所:米子コンベンションセンター BiG SHiP 2階 小ホール
大会長:中野 俊也(鳥取大学医学部医学教育総合センター 准教授)

第Ⅰ部 特別講演 
座長 吉井 文均 東海大学名誉教授、社会福祉法人恩賜財団済生会平塚病院福祉センター センター長
  「音楽療法の活用に向けて」
      近藤 里美 北海道医療大学 リハビリテーション科学部 作業療法士科 教授

第Ⅱ部 シンポジウム 「神経難病における音楽療法のニーズと活用について」
 座長 林  明人 順天堂大学医学部附属浦安病院 教授・リハビリテーション科科長
    近藤 清彦 社会医療法人財団慈泉会相澤病院 脳卒中・脳神経センター顧問

1)音楽を使った言語聴覚療法の紹介 板垣康司(特定医療法人財団同愛会博愛病院 言語聴覚士)
2)患者の生活に寄り添った音楽療法の活用~医療現場におけるパーキンソン病に対する実践より~ 松鹿滋子(医療法人昭和会倉敷北病院 音楽療法士)
3)ワルツの曲を使ったスラローム(S字)ウォーキング 岡田昭博(全国パーキンソン病友の会鳥取県支部 支部長 パーキンソン病患者)
4)心は時空をこえて~難病患者に届ける『音楽』の宅配便♪~ 小林圭子(ミュージック・オフィス♪DoReMi代表、音楽療法士)
5)『音楽の宅配便』の効果について 岡本充雄(日本ALS協会鳥取県支部 支部長、ALS患者)

第12回神経難病における音楽療法を考える会
 開催日時:2015年11月27日(金)14:00~17:00
 開催場所:名古屋国際会議場
 大会長:服部 優子(本町クリニック 副院長)

第Ⅰ部 特別講演
座長:吉井文均 東海大学神経内科教授
「音楽とは何だろうか?」 
       岩田 誠(東京女子医科大学名誉教授、メディカルクリニック柿の坂 院長)

第Ⅱ部 シンポジウム 「音楽と神経難病 -チーム医療が拓く音楽療法の未来-」
座長:中山ヒサ子(NPO法人 和・ハーモニー音楽療法研究会 理事長)
   服部 優子(本町クリニック 副院長)
1)神経難病病棟のケアチームに音楽療法士が加わることの意義
     津崎美佐(公立八鹿病院 難病看護師)
2)チームで行うALS訪問音楽療法 -身体に寄り添い、心に寄り添う-
     小川尚子(本町クリニック 音楽療法士)
3)パーキンソン病における音声治療と音楽 -改善・維持・パフォーマンス-
     田中康博(名古屋大学神経内科 言語聴覚士)
4)パーキンソン病に対するリハビリテーションにおける音楽療法の役割
     林 明人(順天堂大学医学部附属浦安病院 リハビリテーション科科長)
     
第11回神経難病における音楽療法を考える会
 開催日時:2014年11月21日(金)13:15~17:00
 開催場所:東京ドームホテル
 大会長:佐藤 正之(三重大学大学院医学系研究科認知症医療学講座准教授)
 
第Ⅰ部 シンポジウム 「音楽を通して脳の本質に迫る」
座長:緑川 晶(中央大学文学部教授)
   佐藤正之(三重大学大学院医学系研究科認知症医療学講座准教授)

1)「失音楽症、楽譜の失読・失書」
     緑川 晶(中央大学文学部教授)
2)「Musician dystonia とその治療」
     古屋晋一(上智大学理工学部准教授)
3)「パーキンソン病患者における受容的音楽療法の非運動症状からみた効果の検証」
     丸山俊一郎(村上華林堂病院神経内科)
4)「認知症に対する音楽療法」
     佐藤正之(三重大学大学院医学系研究科認知症医療学講座准教授)

第Ⅱ部 一般演題
座長:成田有吾(三重大学大学院医学系研究科基礎看護学講座教授)
   中山ヒサ子(札幌大谷大学短期大学部)

1)「人工呼吸器装着ALS患者に対する音楽療法」
     近藤清彦(公立八鹿病院脳神経内科)、加戸敬子(大阪成蹊大学)、竹末千賀子(公立八鹿病院音楽療法室)
2)「神経難病における音楽療法の地域支援の可能性について~健康福祉センター主催の音楽の集いを通じて~」
     猪野純(船橋二和病院)、植木亜弓(聖路加国際病院)
    藤川真衣・蛯沢宏美(市川健康福祉センター[保健所]疾病対策課保健師)

第10回神経難病における音楽療法を考える
開催日時:2013年11月23日(土)16:20~20:00
開催場所:東京ドームホテル
大会長:林 明人(順天堂大学浦安病院リハビリテーション科教授)

第Ⅰ部 座長:林 明人(順天堂大学浦安病院教授)
特別講演「音楽療法のこれまでとこれから:その世界的展望」
   マイケル・H・タウト(コロラド州立大学芸術学部神経科学音楽学教授)

第Ⅱ部 シンポジウム 「日本の音楽療法のあり方」
座長:吉井文均(東海大学医学部神経内科教授)    
   近藤里美(北海道医療大学准教授)
1)「クリニック(神経内科)における音楽療法」
     服部優子(本町クリニック副院長)
2)「大学病院における音楽療法」
     佐藤正之(三重大学認知症医療学准教授)
3)「京都・町屋での音楽療法のかたち」
     阿比留睦美(日米認定音楽療法士 音楽とリハビリテーション研究会代表、町家「人と生活研究所 音楽と植物と…」代表、京都大学大学院医学研究科特別研究員)

第Ⅱ部:10周年記念特別企画イブニングセミナー 「神経難病と音楽のちから」
特別出演 樋口了一(シンガーソングライター)
司会進行 林 明人(順天堂大学浦安病院)
 1)対談
 2)コンサート(手紙~親愛なる子供たちへ~など)
 
第9回神経難病における音楽療法を考える会
 開催日時:2012年11月30日(金)16:45〜20:00
 開催場所:北九州国際会議場
 大会長:菊池仁志(村上華林堂病院 理事長)

第Ⅰ部 基調講演  「パーキンソン病のための歌による発声リハビリテーション」
     羽石英里(昭和音楽大学音楽学部教授)

第Ⅱ部 一般講演
1)「当院神経難病リハビリセンターにおける音楽療法の取り組み」
     高橋典子・掘 真由美・大木雄一(鶴巻温泉病院 リハビリテーション部)、三橋成輝(鶴巻温泉病院 神経内科)
2)「住宅型緩和ケア施設における在宅神経難病患者音楽療法の意義について」
     永野裕美子・矢津 剛・米倉裕子(医療法人 矢津内科消化器科クリニック)
3)「ALS患者への訪問音楽療法ファミリーセッション−知性・ユーモア・優しさ・強さ・目で語る言葉に耳を傾けて−」
     猪野 純(船橋二和病院)  植木亜弓(聖路加国際病院)
4)「ALS患者に対する訪問音楽療法ガイドライン」
     加戸敬子(大阪成蹊短期大学、独立行政法人国立病院機構刀根山病院)、近藤清彦(公立八鹿病院 脳神経内科)
5)「緩和ケア終末期における音楽療法の役割〜神経難病患者への展望〜」
     深川亮子(村上華林堂病院作業療法士 MT-BC(米国認定音楽療法士))
6)「私と音楽」、
     内田博子(ALS患者、元幼稚園教員・ピアニスト)、丸山俊一郎(主治医、村上華林堂病院 神経内科音楽家[コンダクター・ピアニスト])

第8回神経難病における音楽療法を考える会
 開催日時:2011年11月18日(金) 16:00〜19:00
 開催場所:フェニックスプラザ(福井市)
 大会長:佐藤正之(三重大学認知症医療学講座 准教授)

第Ⅰ部 座長 吉井文均(東海大学神経内科教授)
基調講演 「音楽による脳の再構成」
        佐藤正之(大会長・三重大学認知症医療学講座 准教授)

第Ⅱ部 一般講演
座長:美原 盤(脳血管研究所美原記念病院) 
   佐治順子(宮城大学名誉教授・鈴鹿短期大学特任教授)
1)「パーキンソン病患者のリズム形成障害に音楽が与える影響について〜fMRIとタッピング課題による検討」
     植月 静(兵庫県立リハビリテーション西播磨病院 リハビリ療法部言語聴覚療法科)
     横山和正(兵庫県立リハビリテーション西播磨病院 神経内科)
2)「ALS患者に対する訪問音楽療法ガイドライン」
     加戸敬子(大阪成蹊短期大学)、近藤清彦(公立八鹿病院 脳神経内科)

第Ⅲ部 シンポジウム「音楽療法を現場で活かす」
座長:佐藤正之(大会長・三重大学認知症医療学講座) 
   近藤清彦(公立八鹿病院 脳神経内科)
1)問題提起「本邦での音楽療法を取り巻く現況」  佐藤正之(三重大学)
2)一般病院での音楽療法:療法士の立場から「一般病院の中での音楽療法:現場で信頼を得るために」  飯塚三枝子(京都医療センター音楽療法士)
3)一般病院での音楽療法:医師の立場から「当院脳神経センターにおける音楽療法」 中村道三(京都医療センター神経内科)
4)教育者の立場から 「即戦力となる音楽療法士の育成を目指して」 近藤真由(東海大学教養学部)



第18回神経疾患音楽療法研究会
開催日時  2022年11月2日(水)15:30~17:30
開催場所  ホテルハマツ (福島県郡山市)
第Ⅰ部 大会長講演
座長 林 明人(順天堂大学脳神経内科 特任教授)

「私の心と音楽との関係性の違いに基づく音楽療法の一解釈」          
                川島 孝一郎(仙台往診クリニック 院長)
第Ⅱ部 特別講演   
座長 近藤 清彦(社会医療法人財団慈泉会 相澤病院脳卒中・脳神経センター 顧問) 

「ALS・高次脳機能障害の患者さんへの音楽療法の実際   ~表現の喜びと心の解放・新たな価値の発見~」 
                 植木 亜弓(東北労災病院音楽療法士・ポラーノの椅子代表)

第Ⅲ部 実践報告
座長 近藤 清彦(社会医療法人財団慈泉会 相澤病院脳卒中・脳神経センター 顧問

「特別養護老人ホームで認知症と共に暮らす高齢者のための音楽療法」 
                弓田 菜々子(特別養護老人ホーム萩の風音楽療法士)

第Ⅳ部 総合討論
 
第17回神経疾患音楽療法研究会
開催日時:2021年10月30日(土) 13時15分~15時50分
開催方法:完全オンライン

第1部 特別講演
座長 林 明人 (順天堂大学附属浦安病院リハビリテーション科 教授
「A L S患者の立場から音楽療法に期待すること」
    恩田 聖敬(株式会社まんまる笑店代表取締役社長、日本ALS協会岐阜県支部長)

第2部 ALS患者会と連携した音楽療法の展開
座長 服部 優子(本町クリニック 副院長)
近藤 清彦(相澤病院脳卒中・脳神経センター 顧問)
           
1)「北海道におけるALS患者・家族のための音楽療法」
    中山 ヒサ子(NPO法人和・ハーモニー音楽療法研究会理事長、元札幌大谷大学教授 )  
    日本ALS協会北海道支部

2)「大分県におけるALS患者・家族のための音楽療法」
    井上 直子(ジョイニング・ミュージック、日本音楽療法学会認定音楽療法士)
    日本ALS協会大分県支部

第3部 総合討論

 
第16回神経疾患音楽療法研究会
開催日時:2019年11月6日(水)15:00~18:00
開催場所:パシフィコ横浜 会議センター5F(512+513)
大会長:丸山俊一郎(ミュージック・メディカル・カンパニー、村上華林堂病院・神戸アドベンチスト病院 神経内科)

第Ⅰ部 一般演題
座長 林 明人 (順天堂大学附属浦安病院リハビリテーション科 科長)
   近藤清彦 (社会医療法人財団慈泉会相澤病院 脳卒中・脳神経センター顧問)
1)ALS患者への長期訪問音楽療法~家族とともにつくる音楽の場の変遷~
   猪野 純(ミュージックラボFUN)、植木亜弓(杜の音楽広場・ボラン)
2)人工呼吸器を装着した認知症を伴うALS患者と娘に対する音楽療法が娘の来院頻度に影響を与えた一症例報告
   大江由紀、添田僚(鶴巻温泉病院 リハビリテーション科)、工藤美樹、工藤葵(同看護部)、奥津輝男(同診療部)

第Ⅱ部 特別講演
座長 吉井文均(済生会支部神奈川県済生会 平塚医療福祉センター センター長)
   丸山俊一郎(ミュージック・メディカル・カンパニー代表)
特別講演Ⅰ「楽器奏者の局所ジストニア」
   平 孝臣(東京女子医科大学 脳神経外科 臨床教授)  
特別講演Ⅱ「神経疾患に対する音楽療法のエビデンス」
   佐藤正之(三重大学医学部附属病院 認知症センター センター長・病院教授)
特別講演Ⅲ「再生のためのアート」
   森 合音(四国こどもとおとなの医療センター・ホスピタルアートディレクター)

第Ⅲ部 シンポジウム 医療と音楽の未来 〜「アート」と「サイエンス」として
座長 上杉春雄(医療法人愛全会 愛全病院)、志水哲雄(東海大学 名誉教授)

  平 孝臣(東京女子医科大学 脳神経外科 臨床教授)
  佐藤正之(三重大学医学部附属病院 認知症センター センター長・病院教授)
  森 合音(四国こどもとおとなの医療センター・ホスピタルアートディレクター)
  丸山俊一郎(ミュージック・メディカル・カンパニー代表)

第15回神経難病における音楽療法を考える会
開催日時:2018.11.25(日)13:40~16:30
開催場所:東京ファッションタウン(TFT)ビル ホール500
大会長:近藤清彦 (社会医療法人財団慈泉会相澤病院 脳卒中・脳神経センター顧問)

第Ⅰ部 特別講演
座長:吉井 文均 東海大学名誉教授、済生会平塚病院福祉センター センター長
 1、「医療と音楽」  村井靖児 (日本音楽療法学会 理事長)
 前日本音楽療法学会理事長の村井靖児先生から、「医療と音楽」のテーマで特別講演をいただきました。ご自身が医学と音楽の両者を学んだ経緯からはじまり、精神科病棟での長年の音楽療法へのかかわりから、音楽療法は作業療法の一つとして生活を支え高い生活の質を確保することで意義があること、患者のためだけでなく自分のためにもなっているとお話しされました。
 2、「神経難病における音楽療法を考える会15年のあゆみ」 (社会医療法人財団慈泉会相澤病院)
 この会の代表世話人の近藤から、「神経難病における音楽療法を考える会15年のあゆみ」として、これまでのこの研究会の内容を振り返り、今後はパーキンソン病やALSなどの神経難病だけでなく、認知症も含めて神経疾患全体に対する音楽療法をテーマにしていくとの展望をお話ししました。

第Ⅱ部 シンポジウム「癌とALSにおける緩和ケアとしての音楽療法」
座長 中山ヒサ子  NPO法人 和・ハーモニー音楽療法研究会   
   近藤 清彦 慈泉会相澤病院脳卒中・脳神経センター

「癌患者の緩和ケアにおける音楽療法」
  1.北川美歩 社会福祉法人信愛報恩会信愛病院
  2.北脇 歩 同志社女子大学

「ALS患者の音楽療法」
  1.柚木たまみ 滋賀短期大学 
  2.加戸敬子 大阪成蹊短期大学
 第二部は、シンポジウム「癌とALSにおける緩和ケアとしての音楽療法」では、まず、北川美歩氏から、「癌患者の緩和ケアにおける音楽療法~共に生き、共に歩み、共に奏でる~」として、がんカフェの取り組みの紹介と、緩和ケア病棟での22年間の音楽療法の経験から全人的な痛みを軽減しQOLを向上し、最期までその人らしく生きられるように音楽を意図的に使ってサポートすることが終末期の音楽療法として重要であると話されました
 北脇歩氏からは、「ホスピス哲学と音楽療法における全人的アプローチ」として、哲学理論とその実践の様子を事例をあげてわかりやすく紹介されました。
 柚木たまみ氏から、「ALS患者の音楽療法~患者、家族介護者とセラピストが表出・表現し共有したもの~」として、訪問音楽療法にたずさわった3事例の紹介と、在宅で音楽療法を実施する意味について話されました。 
 加戸敬子氏から「ALS患者への音楽療法によるスピリチュアルケア」としてALS患者のスピリチュアルペインについて説明され、人工呼吸器を装着することで延命が選択できるところが癌ALSで違うところと話されました。事例をあげて、患者の発言をスピリチュアルペインの側面から分析されました。

第Ⅲ部 総合討論
座長 林 明人 (順天堂大学附属浦安病院リハビリテーション科)

「音楽療法への期待」   織田史彦 全国パーキンソン病友の会本部 
 第三部では、全国パーキンソン病友の会理事の織田史彦氏から、「音楽療法への期待」として、ご自分の音楽体験とともに、患者の立場から音楽療法がまだ知らない人が多いので広報をしてほしいとの要望も出されました。

第14回神経難病における音楽療法を考える会
開催日時:2017年11月11月18日(土)9:00~11:50
開催場所:大宮ソニックシティビル4階市民ホール401+402
大会長:林  明人 順天堂大学医学部付属浦安病院 リハビリテーション科 教授

第Ⅰ部 シンポジウム 「広げよう音楽療法の世界」
座長:吉井 文均 東海大学名誉教授、済生会平塚病院福祉センター センター長
   林  明人 順天堂大学医学部付属浦安病院 教授
1)神経内科医からの音楽療法のススメ 
   服部優子(本町クリニック 副院長)
2)スウェーデンからの介護の場での音楽療法のススメ
   グスタフ・ストランデル(舞浜倶楽部 代表取締役社長)
3)芸術からみた音楽療法とその可能性
   佐野靖(東京藝術大学 学長特命 音楽学部教授)
4)神経難病に対する音楽療法への期待
   小森哲夫(国立病院機構箱根病院 神経筋・難病医療センター 院長)

第Ⅱ部 指定演題発表「広がるさまざまな音楽療法の実践」
座長 近藤 清彦  社会医療法人財団慈泉会相澤病院 脳卒中・脳神経センター顧問
1)パーキンソン病の歩行障害に対する音楽療法の即時効果
   権藤英美里(順天堂大学大学院・リハビリテーション医学)
2)ALS患者のスピリチュアルペインに対する音楽療法
   竹末千賀子(公立八鹿病院 音楽療法士)
3)リズムトレーニングを中心とした音楽療法がパーキンソン病患者の上下肢の運動に与える影響
   内野すみ江(聖徳大学音楽総合学科 講師)
4)医療現場で音楽の活用を推進するための医療チーム作り-看護職の立場から- 
   中島淑恵(東京医科歯科大学医学部看護学科老人看護学 講師)
5)パーキンソン病患者の為の集団リハにおける音楽療法の役割~リズム&ダンス~
   細江弥生(兵庫県リハビリテーション西播磨病院 音楽療法士)

第13回神経難病における音楽療法を考える会

開催日時:2016年11月4日(金)14:50~17:50
開催場所:米子コンベンションセンター BiG SHiP 2階 小ホール
大会長:中野 俊也(鳥取大学医学部医学教育総合センター 准教授)

第Ⅰ部 特別講演 
座長 吉井 文均 東海大学名誉教授、社会福祉法人恩賜財団済生会平塚病院福祉センター センター長
  「音楽療法の活用に向けて」
      近藤 里美 北海道医療大学 リハビリテーション科学部 作業療法士科 教授

第Ⅱ部 シンポジウム 「神経難病における音楽療法のニーズと活用について」
 座長 林  明人 順天堂大学医学部附属浦安病院 教授・リハビリテーション科科長
    近藤 清彦 社会医療法人財団慈泉会相澤病院 脳卒中・脳神経センター顧問

1)音楽を使った言語聴覚療法の紹介 板垣康司(特定医療法人財団同愛会博愛病院 言語聴覚士)
2)患者の生活に寄り添った音楽療法の活用~医療現場におけるパーキンソン病に対する実践より~ 松鹿滋子(医療法人昭和会倉敷北病院 音楽療法士)
3)ワルツの曲を使ったスラローム(S字)ウォーキング 岡田昭博(全国パーキンソン病友の会鳥取県支部 支部長 パーキンソン病患者)
4)心は時空をこえて~難病患者に届ける『音楽』の宅配便♪~ 小林圭子(ミュージック・オフィス♪DoReMi代表、音楽療法士)
5)『音楽の宅配便』の効果について 岡本充雄(日本ALS協会鳥取県支部 支部長、ALS患者)

第12回神経難病における音楽療法を考える会
 開催日時:2015年11月27日(金)14:00~17:00
 開催場所:名古屋国際会議場
 大会長:服部 優子(本町クリニック 副院長)

第Ⅰ部 特別講演
座長:吉井文均 東海大学神経内科教授
「音楽とは何だろうか?」 
       岩田 誠(東京女子医科大学名誉教授、メディカルクリニック柿の坂 院長)

第Ⅱ部 シンポジウム 「音楽と神経難病 -チーム医療が拓く音楽療法の未来-」
座長:中山ヒサ子(NPO法人 和・ハーモニー音楽療法研究会 理事長)
   服部 優子(本町クリニック 副院長)
1)神経難病病棟のケアチームに音楽療法士が加わることの意義
     津崎美佐(公立八鹿病院 難病看護師)
2)チームで行うALS訪問音楽療法 -身体に寄り添い、心に寄り添う-
     小川尚子(本町クリニック 音楽療法士)
3)パーキンソン病における音声治療と音楽 -改善・維持・パフォーマンス-
     田中康博(名古屋大学神経内科 言語聴覚士)
4)パーキンソン病に対するリハビリテーションにおける音楽療法の役割
     林 明人(順天堂大学医学部附属浦安病院 リハビリテーション科科長)
     
第11回神経難病における音楽療法を考える会
 開催日時:2014年11月21日(金)13:15~17:00
 開催場所:東京ドームホテル
 大会長:佐藤 正之(三重大学大学院医学系研究科認知症医療学講座准教授)
 
第Ⅰ部 シンポジウム 「音楽を通して脳の本質に迫る」
座長:緑川 晶(中央大学文学部教授)
   佐藤正之(三重大学大学院医学系研究科認知症医療学講座准教授)

1)「失音楽症、楽譜の失読・失書」
     緑川 晶(中央大学文学部教授)
2)「Musician dystonia とその治療」
     古屋晋一(上智大学理工学部准教授)
3)「パーキンソン病患者における受容的音楽療法の非運動症状からみた効果の検証」
     丸山俊一郎(村上華林堂病院神経内科)
4)「認知症に対する音楽療法」
     佐藤正之(三重大学大学院医学系研究科認知症医療学講座准教授)

第Ⅱ部 一般演題
座長:成田有吾(三重大学大学院医学系研究科基礎看護学講座教授)
   中山ヒサ子(札幌大谷大学短期大学部)

1)「人工呼吸器装着ALS患者に対する音楽療法」
     近藤清彦(公立八鹿病院脳神経内科)、加戸敬子(大阪成蹊大学)、竹末千賀子(公立八鹿病院音楽療法室)
2)「神経難病における音楽療法の地域支援の可能性について~健康福祉センター主催の音楽の集いを通じて~」
     猪野純(船橋二和病院)、植木亜弓(聖路加国際病院)
    藤川真衣・蛯沢宏美(市川健康福祉センター[保健所]疾病対策課保健師)

第10回神経難病における音楽療法を考える
開催日時:2013年11月23日(土)16:20~20:00
開催場所:東京ドームホテル
大会長:林 明人(順天堂大学浦安病院リハビリテーション科教授)

第Ⅰ部 座長:林 明人(順天堂大学浦安病院教授)
特別講演「音楽療法のこれまでとこれから:その世界的展望」
   マイケル・H・タウト(コロラド州立大学芸術学部神経科学音楽学教授)

第Ⅱ部 シンポジウム 「日本の音楽療法のあり方」
座長:吉井文均(東海大学医学部神経内科教授)    
   近藤里美(北海道医療大学准教授)
1)「クリニック(神経内科)における音楽療法」
     服部優子(本町クリニック副院長)
2)「大学病院における音楽療法」
     佐藤正之(三重大学認知症医療学准教授)
3)「京都・町屋での音楽療法のかたち」
     阿比留睦美(日米認定音楽療法士 音楽とリハビリテーション研究会代表、町家「人と生活研究所 音楽と植物と…」代表、京都大学大学院医学研究科特別研究員)

第Ⅱ部:10周年記念特別企画イブニングセミナー 「神経難病と音楽のちから」
特別出演 樋口了一(シンガーソングライター)
司会進行 林 明人(順天堂大学浦安病院)
 1)対談
 2)コンサート(手紙~親愛なる子供たちへ~など)
 
第9回神経難病における音楽療法を考える会
 開催日時:2012年11月30日(金)16:45〜20:00
 開催場所:北九州国際会議場
 大会長:菊池仁志(村上華林堂病院 理事長)

第Ⅰ部 基調講演  「パーキンソン病のための歌による発声リハビリテーション」
     羽石英里(昭和音楽大学音楽学部教授)

第Ⅱ部 一般講演
1)「当院神経難病リハビリセンターにおける音楽療法の取り組み」
     高橋典子・掘 真由美・大木雄一(鶴巻温泉病院 リハビリテーション部)、三橋成輝(鶴巻温泉病院 神経内科)
2)「住宅型緩和ケア施設における在宅神経難病患者音楽療法の意義について」
     永野裕美子・矢津 剛・米倉裕子(医療法人 矢津内科消化器科クリニック)
3)「ALS患者への訪問音楽療法ファミリーセッション−知性・ユーモア・優しさ・強さ・目で語る言葉に耳を傾けて−」
     猪野 純(船橋二和病院)  植木亜弓(聖路加国際病院)
4)「ALS患者に対する訪問音楽療法ガイドライン」
     加戸敬子(大阪成蹊短期大学、独立行政法人国立病院機構刀根山病院)、近藤清彦(公立八鹿病院 脳神経内科)
5)「緩和ケア終末期における音楽療法の役割〜神経難病患者への展望〜」
     深川亮子(村上華林堂病院作業療法士 MT-BC(米国認定音楽療法士))
6)「私と音楽」、
     内田博子(ALS患者、元幼稚園教員・ピアニスト)、丸山俊一郎(主治医、村上華林堂病院 神経内科音楽家[コンダクター・ピアニスト])

第8回神経難病における音楽療法を考える会
 開催日時:2011年11月18日(金) 16:00〜19:00
 開催場所:フェニックスプラザ(福井市)
 大会長:佐藤正之(三重大学認知症医療学講座 准教授)

第Ⅰ部 座長 吉井文均(東海大学神経内科教授)
基調講演 「音楽による脳の再構成」
        佐藤正之(大会長・三重大学認知症医療学講座 准教授)

第Ⅱ部 一般講演
座長:美原 盤(脳血管研究所美原記念病院) 
   佐治順子(宮城大学名誉教授・鈴鹿短期大学特任教授)
1)「パーキンソン病患者のリズム形成障害に音楽が与える影響について〜fMRIとタッピング課題による検討」
     植月 静(兵庫県立リハビリテーション西播磨病院 リハビリ療法部言語聴覚療法科)
     横山和正(兵庫県立リハビリテーション西播磨病院 神経内科)
2)「ALS患者に対する訪問音楽療法ガイドライン」
     加戸敬子(大阪成蹊短期大学)、近藤清彦(公立八鹿病院 脳神経内科)

第Ⅲ部 シンポジウム「音楽療法を現場で活かす」
座長:佐藤正之(大会長・三重大学認知症医療学講座) 
   近藤清彦(公立八鹿病院 脳神経内科)
1)問題提起「本邦での音楽療法を取り巻く現況」  佐藤正之(三重大学)
2)一般病院での音楽療法:療法士の立場から「一般病院の中での音楽療法:現場で信頼を得るために」  飯塚三枝子(京都医療センター音楽療法士)
3)一般病院での音楽療法:医師の立場から「当院脳神経センターにおける音楽療法」 中村道三(京都医療センター神経内科)
4)教育者の立場から 「即戦力となる音楽療法士の育成を目指して」 近藤真由(東海大学教養学部)

第7回神経難病における音楽療法を考える会
開催日時:2010年7月16日(金)16:30〜18:00
開催場所:パシフィコ横浜 会議センター3階
大会長:吉井 文均(東海大学神経内科 教授)

第Ⅰ部 一般講演
座長:近藤清彦(公立八鹿病院)、美原 盤(脳血管研究所美原記念病院)
1)「声楽的訓練を取り入れた音楽療法と呼吸リハビリプログラムの検討」
     神部陽子(国立病院機構宮城病院ALSケアセンター)
2)「パーキンソン病患者への音楽療法が唾液性状におよぼす効果」
     花岡愛弓(岡山旭東病院リハビリテーション科)
3)「うつ状態に対する音楽療法の効果-NIRSを用いた脳血流測定の結果から-」
     河口紋子(東海大学 教養学部 芸術学科)

第Ⅱ部 特別講演 
座長:吉井 文均(東海大学神経内科 教授)
    「脳機能回復促進音楽療法について」 
       加勢園子(日瑞音楽留学基金 理事長、ストックホルム・エステルマルム音楽アカデミー院長、
            スウェーデン・ピアノ教育者連盟役員)

第Ⅲ部 パネルディスカッション 「音楽療法の今後」
座長: 志水哲雄(東海大学名誉教授・昭和音楽大学教授)
    林 明人(順天堂大学浦安病院リハビリテーション科)
1)音楽療法士の立場から   生野里花(米国音楽療法協会・日本音楽療法学会認定音楽療法士)
2)医師の立場から      服部優子(本町クリニック)
3)患者様ご家族の立場から  日本ALS協会

第6回神経難病における音楽療法を考える会
開催日時:2009年6月12日(金)17:30~20:00
開催場所:熊本市民会館 大会議室
大会長:矢津 剛(医療法人矢津内科消化器科クリニック 理事長)

基調講演 神経難病における真の緩和ケアの意味について
      中島 孝(国立病院機構新潟病院 副院長)

報告1 公立八鹿病院における神経難病患者さんのための音楽療法 ALS患者の緩和ケアとして音楽療法
      近藤 清彦(公立八鹿病院 脳神経内科)
報告2 ALS延命拒否症例の緩和ケアにおける音楽療法の意義について
      米倉 裕子(医療法人矢津内科消化器内科クリニック ひと息の村、くらしき作陽大学音楽学部音楽教育学科)
      矢津 剛 (医療法人矢津内科消化器内科クリニック ひと息の村)
報告3 緩和ケア・神経難病の音楽療法10年間の歩み
      永野裕見子、矢津 剛 (医療法人矢津内科消化器内科クリニック ひと息の村音楽療法室)
報告4 ALS患者への在宅音楽療法の取り組み
      井上 直子(日本音楽療法学会認定音楽療法士)

第5回神経難病における音楽療法を考える会
開催日時:2008年6月27日(金)17:40~20:25
開催場所:新横浜プリンスホテル
大会長:吉田 芳子 (北里大学医学部精神科診療講師)
特別講演 
座長:宮岡 等(北里大学医学部精神科教授)
    「ひとに働きかける音楽の機能―発達障害の音楽療法から考える」
        宇佐川 浩(淑徳大学教授)
基調講演 
座長:吉田 芳子(北里大学医学部精神科診療講師)
    パーキンソン病のための音楽療法
     ~音楽療法ボイスプロトコル(MTVP)が発声・発話および気分・抑うつ状態に及ぼす効果について~
        羽石 英里(昭和音楽大学)

企画演題1 Many Voices:音楽療法がもたらしているもの
        山地 裕子(札幌在住)、近藤里美(北海道医療大学看護福祉学部准教授)
企画演題2 北里大学における音楽療法実践経験からの報告 精神疾患と神経難病の音楽療法―“快治”の意味から考える 
                           久保田牧子(昭和音楽大学・北里大学東病院)
      病棟に音楽を取り入れて          佐藤智子(北里大学東病院)
      神経内科病棟看護師からみた音楽療法    中川奈穂美(北里大学東病院)

第4回神経難病における音楽療法を考える会
開催日時:2007 年 6 月 22 日(金) 15:30~20:00
開催場所:仙台国際センター2 階「萩」
大会長:市江 雅芳(東北大学未来科学技術共同研究センター音楽音響医学創製分野教授)

第 1 部( 第 25 回日本神経治療学会総会主催)
パネルディスカッション「医療の場における音楽療法」
座長:市江雅芳(東北大学未来科学技術共同研究センター音楽音響医学創製分野教授)
   美原 盤(脳血管研究所美原記念病院院長)
1)「医療の場における音楽療法の現状と東北大学での試み」
    市江 雅芳(東北大学未来科学技術共同研究センター音楽音響医学創製分野教授)
2)「音楽療法の客観的評価法について~内分泌、免疫、自律神経、脳機能測定による科学的検討~」
    近藤 真由(東海大学大学院医学研究科機能系専攻博士課程)
3)「パーキンソン病における音楽療法」
    林 明人(順天堂大学大学院リハビリテーション医学助教授、脳神経内科併任)
4)「脳血管障害患者に対する神経学的音楽療法(NMT)-歩行障害に対する音楽療法の可能性-」
    阿比留 睦美(脳血管研究所美原記念病院リハビリテーション科音楽療法士)

第 2 部 (神経難病における音楽療法を考える会主催)
演題発表 病院、在宅、介護老人保健施設、民間団体から各機関の音楽療法の取り組み
座長:近藤 清彦(公立八鹿病院脳神経内科)
   今井 尚志(国立病院機構宮城病院)
1)「神経難病病棟における通院、入院患者に対する音楽療法実践」
    佐治 順子(宮城大学看護学部教授・JMTA音楽療法士)
2)「音楽療法は、『音楽すること』と『治療すること』のハザマにある~民間だからできる音楽療法の取り組み~」
    高山 仁(たかやま音楽療法研究所)
3)「血管研究所介護老人保健施設アルボースにおける音楽療法の取り組み-認知症高齢者に対する音楽療法とカラオケの効果は異なるのか-」
    能見 昭彦(脳血管研究所介護老人保健施設アルボース 介護福祉士)
4)「回復期リハビリテーション病棟における神経学的音楽療法の実践」
    小日向 直美(医療法人吉栄会吉川病院リハビリテーション科 音楽療法士)
5)「音楽療法により療養意欲の改善をみた在宅パーキンソン症候群患者の1例」
    河合 環(宝積クリニック 音楽療法士)
6)「在宅 ALS 患者への訪問音楽療法」
    近藤 清彦(公立八鹿病院 脳神経内科 医師)
7)「舞踏病と舞踏、そして音楽」
    武藤 香織(東京大学医科学研究所公共政策研究分野)
8)「神経難病ケアにおいて音楽療法が発展していくための試み~神経難病病棟から~」
    本多 明子(独立行政法人国立病院機構 新潟病院 看護師)

◇ 総合討論 ◇
「音楽療法の病院への導入と問題点」~患者さんに音楽療法を提供するための工夫と方法~
座長:中島 孝(国立病院機構新潟病院副院長)
   木村 格(国立病院機構宮城病院院長)
   中山 ヒサ子(札幌大谷短期大学教授)

第3回神経難病における音楽療法を考える会
開催日時:2006年7月14日(金)16:50~20:20
開催場所:神奈川県民ホール・小ホール
大会長:吉井 文均 (東海大学医学部神経内科)

第Ⅰ部 一般演題
座 長 美原 盤(脳血管研究所 美原記念病院院長)
   志水 哲雄(東海大学院および教養学部芸術学科音楽学過程教授)
1)「パーキンソン病に対する音楽療法」
    林 明人(順天堂大学医学部脳神経内科 リハビリテーション医学)
2)「慢性期脳卒中失語症患者に対する日本語版 melodic intonation therapy の効果」
    阿比留 睦美 (美原記念病院 、コロラド州立大学)、藤本 幹雄 、美原 淑子 、美原 盤 (美原記念病院)
3)「認知症の進行予防― ヘルスリズムスを取り入れた脳活性化プログラムの効果 ―」
    吉井 文均 (東海大学神経内科)、加納 綾子 、志水 哲雄 (東海大学教養学部)

第Ⅱ部 特別講演
座 長 :田平 武(国立長寿医療センター研究所所長)
    神経学的音楽療法の紹介
      Shannon K. de l’Etoile (マイアミ大学、音楽療法プログラム・ディレクター)

第Ⅲ部 パネルディスカッション 「音楽療法の普及に向けて」
司 会 :吉井 文均(東海大学神経内科 教授)
    中島 孝(独立行政法人国立病院機構新潟病院 副院長)
   シンポジスト  
     医師:矢津 剛(矢津内科消化器クリニック)
     音楽療法士:羽石 英里(昭和音楽大学)
     患者:塩沢 功(パーキンソン病患者)

第2回神経難病における音楽療法を考える会
開催日時:2005年6月10日(金)17:30~20:00
開催場所:鳥羽市民文化会館

第Ⅰ部 特別講演
座長:田代邦雄 (北海道大学教授)
    『歌うとなぜ「心と脳」にいいか?』
        大島 清 (京都大学名誉教授、愛知工大客員教授)

第Ⅱ部 一般演題
座長:美原 盤 (脳血管研究所附属美原記念病院 院長)
1)「東北大学病院音楽療法室の試み」  市江 雅芳(東北大学病院 音楽療法室 室長)
2)「本町クリニックでの音楽療法」   服部 優子(本町クリニック)、小川尚子、加藤美砂(同 音楽療法士)
3)「矢津クリニックにおける神経難病患者に対する在宅音楽療法について」 
                    永野 裕見子(医療法人矢津内科消化器科クリニック  認定音楽療法士)
                    矢津 剛(同 院長)
4)「音楽療法を利用した神経難病ボランティア育成の試み」
                    三浦 修(国立病院機構新潟病院 医療社会事業専門員)、岩崎 文子(同 看護師長)
                    桑原 和子(看護副師長)、小黒 須美子(コーディネーター)、中島 孝(副院長)
5)「患者と家族から音楽療法に期待すること」
                    川口 有美子(日本 ALS 協会東京支部、NPO法人さくら会理事)

第1回神経難病における音楽療法を考える会
開催日時:2004年6月25日(金)17:15~20:00
開催場所:北海道大学学術交流会館

一般演題
座長:上杉 春雄(札幌山の上病院神経内科)
1)パーキンソン病における音楽療法  吉井 文均(東海大学神経内科助教授)
2)ALS患者における音楽療法     木村 百合香(公立八鹿病院音楽療法士)

特別講演1
座長:木村 格(独立行政法人国立病院機構西多賀病院 院長)
    「医療と音楽」   村井 靖児(聖徳大学 教授)

特別講演2
座長:田代邦雄(北海道医療大学教授)
    「医療現場における音楽療法の可能性」  近藤 里美(北海道医療大学助教授)

総合討論
座長:美原 盤(美原記念病院神経内科)